2. 標準のヒストグラム
1試合あたり1得点の試合は何試合あったか、2得点の試合は...、など、データのばらつき具合を視覚化する方法としてヒストグラムがあります。
この章では、hist関数を使用して「10分あたりの得失点差」のヒストグラムを作成する例を示します。
2.1. オプションなしの素のヒストグラム
まず、分析したいデータを Tab 区切りファイルで保存します。
"試合時間" "相手チーム名" "自チーム.10分あたりの得失点" ... 1859 香川 0.48820179 ... 1820 愛媛 0 ... 1840 高知 0.332042059 ... 1835 徳島 0 ... 1874 岡山 0.329851567 ...
作成したファイルを読み込み、hist関数を使用してヒストグラムを描画します。
# データファイルのあるフォルダを指定して setwd("e:/data") # データ読み込み (header=T は、先頭行が項目名であることを示す) d <- read.table("stats.txt", header=T) # ヒストグラムを描画 hist(d$"自チーム.10分あたりの得失点")